TAP!! 最新の工事実績 施工依頼はこちらからご確認ください

和室を洋室に変える!和洋転リフォームの基本と費用相場

和洋転 リフォーム
目次

和室の使い道に困っていませんか?

購入した家や中古住宅には「和室」がついていることが多いですよね。
畳のある空間は落ち着きますが、ライフスタイルによっては「物置になってしまった」「フローリングの部屋として使いたい」と思う方も少なくありません。
そんなときに検討されるのが 和洋転リフォーム です。

この記事では、和室を洋室に変えるリフォームの価格相場工事内容を中心にわかりやすく解説します。
最後まで読めば、「自分の家ならどのくらいかかるのか」のイメージがつかめるはずです。


和洋転リフォームとは?

「和洋転」とはその名の通り、和室を洋室に変えるリフォームのことです。
また主な施工内容は次の通りです。

  • 畳を撤去してフローリングを張る
  • 押入れをクローゼットに改修する
  • 壁紙(クロス)を洋室仕様に変更する
  • 障子や襖をドアや洋風建具に変える

このように、生活スタイルに合わせて「洋室のように使いやすく変える」工事全般を指します。


和洋転リフォームの費用相場

和室を洋室に変えるリフォームは、工事内容の範囲によって金額が大きく変わります。
相場を大きく3つのケースに分けて見てみましょう。

① 最低限のリフォーム(畳 → フローリング)

  • 費用目安:10万~25万円(6畳)
  • 内容:畳を撤去し、下地を調整してフローリングを張る工事
  • 特徴:一番シンプルな工事。特に見た目がガラッと洋室に変わる

② 標準的な和洋転リフォーム(床+壁+押入れ)

  • 費用目安:30万~60万円(6畳)
  • 内容:床をフローリング、壁をクロスに変更。また押入れをクローゼットに改修。
  • 特徴:見た目も機能も洋室らしくなり、使い勝手が格段にアップ

③ フルリフォーム(床+壁+天井+建具変更)

  • 費用目安:70万~100万円以上(6畳)
  • 内容:床・壁・天井を全面的に改修。障子や襖をドアや洋風建具に変更。
  • 特徴:完全に洋室として生まれ変わる。また子供部屋やリビングとしても使いやすい

なぜ費用に差が出るのか?

同じ6畳でも「20万円でできる工事」と「100万円近くかかる工事」があるのはなぜでしょうか。

理由は以下の点にあります。

  • 床の下地の状態:畳を外した下地が劣化していれば補修が必要
  • 素材のグレード:フローリング材やクロスの種類で金額が変動
  • 建具や収納の改修:押入れを残すか、クローゼットに作り替えるか
  • 電気・照明の位置変更:天井の工事を伴うと費用がアップ

つまり「どこまで洋室らしくするか」で金額が変わるのです。


和洋転リフォームが人気な理由

  • 掃除がしやすい(畳よりフローリングの方が扱いやすい)
  • 家具を置きやすい(ベッドやソファがしっくりくる)
  • 子育て・ペット飼育に向いている
  • 将来的に売却しやすい(洋室の方が需要が高いケースが多い)

和室のままだと使い道が限定されがちですが、洋室に変えることでライフスタイルの自由度が広がるのも人気の理由です。

工事の流れを知っておこう

和洋転リフォームは「ただ畳を外してフローリングを張るだけ」と思われがちですが、実際にはいくつかの工程があります。

  1. 現地調査・見積もり
     施工会社が和室の状態を確認。また畳の下地や壁の状態をチェックし、見積りを作成します。
  2. 畳の撤去・処分
     畳は産業廃棄物扱いになるため、処分費用も計上されます。例えば6畳で1~2万円程度が目安です。
  3. 下地調整
     畳を外すと床が低くなるため、根太や合板で高さを調整します。特に床鳴り防止のためにも丁寧な施工が必要です。
  4. フローリング施工
     希望のフローリング材を張ります。特に最近は防音や傷に強いタイプが人気です。
  5. 壁・天井・建具の改修
     必要に応じてクロス貼りや襖の撤去、クローゼットの造作を行います。
  6. 完工・引き渡し
     清掃後に施主と確認して終了です。

工期の目安は、床だけなら2~3日、全面改修なら1週間前後と考えておきましょう。


和洋転リフォームの費用を抑えるコツ

「なるべく予算を抑えたい」という方におすすめの工夫もあります。

  • 畳の撤去+フローリングのみに絞る
  • 押入れはそのまま活用(扉だけ変えるなど)
  • DIYで一部施工する(壁紙や巾木の交換など)
  • 複数社に見積りを依頼して比較する
  • リフォーム補助金を利用する

特に、自治体によっては「住宅リフォーム助成金」や「耐震・省エネリフォーム補助」が受けられることもあるので、事前にチェックしておくのがおすすめです。


よくある失敗例と注意点

和洋転リフォームは人気ですが、以下のような失敗談もよく耳にします。

  • 思った以上に費用がかかった
     → 工事範囲をあいまいにせず、事前に仕様を細かく決めるのが大切。
  • 収納が足りなくなった
     → 押入れをクローゼットに変える際、奥行きを活かした設計にすると使いやすい。
  • フローリングの色が部屋に合わなかった
     → サンプルを取り寄せ、自然光と照明の両方で確認して決めると安心。
  • 工期が延びた
     → 例えば下地が傷んでいて追加工事が必要になるケースも。また余裕を持ったスケジュールを。

補助金や減税制度を活用しよう

実は和洋転リフォームも条件によっては補助金の対象になる場合があります。

  • バリアフリー改修減税(段差解消や床の改修が対象)
  • 長期優良住宅化リフォーム推進事業(耐震・省エネを兼ねる場合)
  • 自治体のリフォーム助成金(地域ごとに異なる)

例:東京都や埼玉県などでは、耐震改修や省エネ工事と一緒に行うことで数万円~数十万円の補助が受けられることもあります。

リフォーム会社に「補助金に詳しい担当者」がいるかどうかで負担額が変わることもあるので、見積り段階で必ず確認しましょう。


リフォーム会社選びのポイント

せっかくお金をかけて和洋転リフォームをするなら、信頼できる会社にお願いしたいですよね。
特に選ぶ際のポイントは次の通りです。

  • 和洋転リフォームの実績があるか
  • 見積り内容が明確か(曖昧な「一式」は注意)
  • 地元での評判や口コミが良いか
  • 補助金や減税に詳しいか
  • アフターサービスが充実しているか

最低でも3社以上に見積り依頼して比較するのが安心です。


まとめ

和洋転リフォームは、

  • 畳をフローリングに変えるだけなら10万~25万円程度
  • 壁や押入れも含めると30万~60万円程度
  • 全面改修なら70万~100万円以上

が相場です。

ライフスタイルに合わせて工事範囲を調整することで、費用を抑えることも可能。
また、補助金や減税を活用すればさらにお得にリフォームできます。

和室の使い道に悩んでいる方は、ぜひ「和洋転リフォーム」を検討してみてくださいね。


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次